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湯の山温泉は、三重県北部の菰野町に湧出し、
古くは奈良時代より人々を癒してきました。
養老2年(718)浄薫和尚が
薬師如来のお告げで
発見したと伝えられる歴史ある温泉は、
傷ついた鹿が自らを癒した伝説から
「鹿の湯」の別名も持ちます。
滋賀県との分水嶺を為す鈴鹿山脈の名峰、
御在所岳の東麓に位置する湯の山温泉は、
登山道の入り口としても知られます。
春夏秋冬、多種多様な草木の姿を
楽しめるだけでなく、
「菰野石」として知られる花崗岩の
奇岩・巨岩を望むことができます。
町内には「パラミタミュージアム」や
「菰野陶芸村」、近隣には椿大神社、
内田鋼一が館長を務める「BANKO archive design museum」など、訪ねたい施設や名所があります。